おゆがたり

温泉、銭湯、サウナetc. お湯にまつわるひとりごと。

深大湯 (調布市深大寺北町)

夏の疲れが出たようで、先週金曜から体調がすぐれない。
ようやく今日になって動けるようになったので、気分転換に銭湯に行こうと思い立つ。

小雨が降る中、井の頭線で吉祥寺まで移動。
吉祥寺から小田急バス調布駅北口行きに乗って15分ほど。
東八道路を越え、都心から郊外に風景が変わって来たところで山野バス停で降りると、道を挟んで堂々と佇む「ゆ」の文字。

深大湯外観

横断歩道を渡り建物に近づくと胸おどる文字が。

深大湯銭湯ロゴ

やってまいりました、調布の深大湯です。

深大湯入り口

暖簾をくぐり自動ドアの先には松竹錠の靴入れ。
そして驚くことにエレベータで3階へ。
エレベータがある銭湯はなかなか珍しい。
3階に上がるとフロントと休憩所と思われるスペースが。
男の文字が踊る暖簾をくぐると脱衣所。
こじんまりとした、学校のプール付属の脱衣所ライクな作りだ。

浴室はコンパクトなスペースを上手く使う複雑な作り。
狭い中、ガランの数を確保する作りになっている。
そんな中、上に上る階段。
登ってみるとテラスとなっており、そこには露天風呂が。

小雨が降っているため視界がいまいちであったが、晴れていればかなり遠くまで見通せそうである。
なるほど、この銭湯の売りは露天風呂なのであろう。
銭湯としては贅沢な空間であり、この銭湯の近くに済んでいるのであれば毎日通いそうである。
そのせいかは分からないが、子供連れのお客が多かった。
今時、子供の頃から銭湯に親しめるのは、なかなかに貴重な体験であろう。

1時間ほどお風呂を楽しんだ後、バスで吉祥寺駅に戻る。
吉祥寺でちょっとした買い物を楽しんだ。
気分転換としては最高な日曜の午後であった。

深大湯
調布市深大寺北町6-17-3


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