日曜日なのに仕事。
ままよくあることですね。
こんなテンションの下がる夜はお風呂に限るね。
善は急げ。
井の頭線を浜田山で下車し、浜の湯へ。
日曜の夜9時過ぎとあってお客さんは2人ほど。
浴槽独り占めの贅沢な時間。
今日は入浴剤が入っているようで、エメラルドグリーンなお湯で視覚的にも癒やされるひとときであった。
嗚呼、銭湯はいい。
明日への活力をみなぎらせる、精神的に浄化される夜であった。
浜の湯
杉並区浜田山3-24-4
日曜日なのに仕事。
ままよくあることですね。
こんなテンションの下がる夜はお風呂に限るね。
善は急げ。
井の頭線を浜田山で下車し、浜の湯へ。
日曜の夜9時過ぎとあってお客さんは2人ほど。
浴槽独り占めの贅沢な時間。
今日は入浴剤が入っているようで、エメラルドグリーンなお湯で視覚的にも癒やされるひとときであった。
嗚呼、銭湯はいい。
明日への活力をみなぎらせる、精神的に浄化される夜であった。
浜の湯
杉並区浜田山3-24-4
休日なのにお仕事。
そんなこと日常茶飯事で疲れませんか?
今日の自分がまさにそれ。
休日出勤の帰りの井の頭線にグッタリとして乗っていた時にひらめいた。
こういう時は銭湯に限る。
浜田山に銭湯があるのを思い出し、さっそく途中下車。
駅を出ると右へ。商店街を数分も歩くと見えてくるのが浜の湯。
立派な破風造りの伝統的な銭湯である。
そして、今流行のフロント形式ではなく、昔ながらの番台。これですよ、これ。まさに銭湯。
番台のおばちゃんに挨拶しつつ入浴券を渡して脱衣所へ。
造りは古いけど、メンテナンスは行き届いているようで小奇麗である。
天井は高く、シーリングファンが回っており、昔の学校みたいだ。
島式ロッカーの上には、売り物の各種お風呂グッズがカラスケースに入っており、昔ながらのスタイルがここにも残っていた。
ロッカーは100円入れて後で帰ってくる形式なので、100円玉を忘れずに。
浴室は天井が高く、ガランも余裕を持って配置してあるので開放感がある。
ガランにシャワーもついているが、水量がいまいちなのはご愛嬌。
先客はおじいさん一人だけ。日曜の夜10時ちかくとなれば、そんなものか。
浴槽は2つ。
ジェットやらがついている広めの浴槽と、深風呂になっている狭い浴槽。
広い方が、狭い方よりお湯は熱め。というか、自分にとっては熱すぎくらい。深風呂の方の熱さが自分にはちょうどよかった。
ガランで休憩している時、外窓をちょっと開けると秋の夜の風が入ってきた。いい季節である。
しかも、途中からおじいさんが上がってしまったので、銭湯を独り占め状態。
嗚呼、これはいい。これは癒やされる。銭湯の醍醐味を満喫できた。
結局、お客は自分がお風呂を上る時に若い男が1名、銭湯を去る際に入れ替わりでおじいさんが一人入ってきただけであった。
銭湯を出て、もと来た道をたどり浜田山の駅まで、秋の夜風にあたりながらのんびり歩く。
途中下車もいいものである。
仕事に疲れたら、また来よう。
そう思わせる、実にいい銭湯であった。
浜の湯
杉並区浜田山3-24-4
夏の疲れが出たようで、先週金曜から体調がすぐれない。
ようやく今日になって動けるようになったので、気分転換に銭湯に行こうと思い立つ。
小雨が降る中、井の頭線で吉祥寺まで移動。
吉祥寺から小田急バス調布駅北口行きに乗って15分ほど。
東八道路を越え、都心から郊外に風景が変わって来たところで山野バス停で降りると、道を挟んで堂々と佇む「ゆ」の文字。
横断歩道を渡り建物に近づくと胸おどる文字が。
やってまいりました、調布の深大湯です。
暖簾をくぐり自動ドアの先には松竹錠の靴入れ。
そして驚くことにエレベータで3階へ。
エレベータがある銭湯はなかなか珍しい。
3階に上がるとフロントと休憩所と思われるスペースが。
男の文字が踊る暖簾をくぐると脱衣所。
こじんまりとした、学校のプール付属の脱衣所ライクな作りだ。
浴室はコンパクトなスペースを上手く使う複雑な作り。
狭い中、ガランの数を確保する作りになっている。
そんな中、上に上る階段。
登ってみるとテラスとなっており、そこには露天風呂が。
小雨が降っているため視界がいまいちであったが、晴れていればかなり遠くまで見通せそうである。
なるほど、この銭湯の売りは露天風呂なのであろう。
銭湯としては贅沢な空間であり、この銭湯の近くに済んでいるのであれば毎日通いそうである。
そのせいかは分からないが、子供連れのお客が多かった。
今時、子供の頃から銭湯に親しめるのは、なかなかに貴重な体験であろう。
1時間ほどお風呂を楽しんだ後、バスで吉祥寺駅に戻る。
吉祥寺でちょっとした買い物を楽しんだ。
気分転換としては最高な日曜の午後であった。
深大湯
調布市深大寺北町6-17-3
銭湯通いの強い味方がこれ。都内共通入浴券。
いわゆる回数券だ。
10枚で4200円、1回あたり420円で入れるので30円お得になる。
通常は銭湯でしか売ってないのであるが、たまに金券ショップに出回ることがある。
しかも1枚420円以下で売っている場合もあるので、銭湯好きは金券ショップをチェックしてみると、お得にゲットできるかもしれない。
もちろん一番いいのは行きつけの銭湯で買うことだけど。
今日は夏の暑さも一段落で、どんよりとした曇り空。
暑くないのはいいが、なんとも気分が乗らないそんな日曜日。
こんな時は銭湯で行こうと思い立ち、自宅より一番近い銭湯、三鷹市牟礼にある神明湯へ。
三鷹台駅よりひたすら坂を登る。なるほど、駅名の通りここは台地なのだ。
途中、玉川上水、牟礼の里公園と緑に和みながら徒歩15分ほどで人見街道まで到着。この交差点すぐそばに神明湯は佇んでいた。
銭湯ではお馴染みの松竹錠の下駄箱。ああ、ここは銭湯だと実感する瞬間。
フロントで450円を支払い、暖簾をくぐると脱衣所。
天井が高い銭湯独特の造りがじつによい。
神明湯で特筆すべきところは露天風呂があるところ。
さすがに温泉旅館にあるようなものと比べると見劣りするが、開放感はなかなかのもの。
湯船は3人も入れば一杯になりそうなミニサイズだが、贅沢は言いますまい。
450円で入れる露天風呂と割り切れば、実に趣きのあるものである。
午後4時過ぎの開店直後に行ったのであるが、おおよそ20人くらいすでにお風呂を楽しんでおり、なかなか盛況な感じ。
意外だったのは、年配の方以外にも、大学生くらいの若者が5,6人はいたこと。
後で調べると、この周辺には学生寮が集まっているようで、なるほどその寮の学生かと合点がいった。
寮の狭いであろう風呂(あるいはシャワーのみか)に比べれば、この銭湯の広さを求めたくなる気持ちはよくわかるというもの。
おそらくは寮の先輩から後輩へ、神明湯の存在が伝えられていくのであろう。
1時間ほど風呂を堪能し、神明湯を退出。
空は相変わらずどんよりとしているが、雨が降るようなこともない。
夕涼みも兼ね、来た道を再び三鷹台の駅へと戻る。
途中、玉川上水沿いをちょっと散策してみた。
鬱蒼とした木々と蝉の鳴き声、流れる水の音。
東京にいるとは思えないほどの大自然シチュエーションであり、夕涼みには持ってこいのスポット。
神明湯とセットで味わうべきであろう。
神明湯
三鷹市牟礼3-8-16
どうも歳を取ると肉体的な疲れと別に精神的な疲れが溜まるもの。
肉体的な疲れであれば睡眠なりビタミン剤なり病院行って点滴打ってもらうなど、手のうちようはある。
が、精神的な疲れ。これはイカン。なかなか回復させるのが難しい。
若いころなら仲間内で呑みにでもいって、程よく酔っ払ったところで寝てしまう、という技もあるが、さすがに四十路の身には辛いもの。
そんな精神的な疲れを解消するのは、個人的には風呂。できれば温泉で広い露天風呂でもあって、開放感あふれる風呂がいいのではあるが、都会ではなかなかそんな素敵スポットは見つからないもの。
とはいえ少しでもいい風呂環境を求め、見つけ出したのは銭湯。
ありがたいことに、東京は銭湯がまだまだ多数残っており、自宅の風呂では味わえない開放感に浸れる。
そんなありがたいひとときの記録をここに残すこととする。